ボディワークについて

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基本的にロルフィングは、ボディワークの一形態だと考えていたところ、wikiってみたらやはりそう書いてあります。ただしこのボディワーク自体、代替医療として扱われているようです。まだまだ日本ではBodywork自体、認知度が低いせいか英語版しか見つからず、下記は自分で翻訳にかけたものをわかりやすく弄ってます。

代替医療において、ボディワークとは、手技療法、呼吸法、エネルギー医学などの形で人体に働きかける治療法や自己啓発の手法を指します。ボディワークのテクニックは、姿勢の評価や改善、身体と心を一つの統合されたユニットと見なすアプローチである「ボディマインド・コネクション」の認識を促進すること、あるいは人体を取り囲み健康に影響を与えるとされる電磁場を操作することも目的としています。

触らないボディワークとしてよく知られているのは、レイキ、ヨガ、プラナヤマのほか、呼吸法、セラピューティックタッチ、ベイツ式視力訓練法、気功、太極拳などがあります。

よく知られている操体法としては,ボーエン・テクニック,カイロプラクティック,リフレクソロジー,ロルフィング,ポスチュラル・インテグレーション,指圧,トレガー・アプローチなどがあります。また、アレクサンダー・テクニック、フェルデンクライス・メソッド、ハコミ・メソッド、統合ボディ・サイコセラピー、クラニオセイクラル・セラピー、ソマティック・エクスペリエンスなど、軽いタッチ(組織への働きかけではない)で動きのパターンを再教育したり、身体への意識を変えたりする方法もあります。

ボディワークの一つに深部組織マッサージ療法があり、マッサージとボディワークという言葉はしばしば同じ意味で使われる。ボディワークには、あらゆる形態のマッサージ技術が含まれますが、他の多くの種類のタッチセラピーも含まれます。   Wiki参照

上記に記載されているメソッド以外にもまだまだ沢山あると思いますが、共通して言えるところは、やはり代替医療ということで、国や保険機関から認定されていないという面が大きいですね。そうした面が、認知度の低さの原因となってるところありそうです。と言っても、カイロプラクティックは、本場アメリカでは保険が効くようだし、スイスではロルフィングが保険の適用になるという話。ドイツでも他の関連する資格があると、保険適用されるそうです。実際の真相はよく知りませんが、まぁどこもお国の事情とやらがあるのでしょう。でも保険が適用外ということで費用が割高になる以上に、信用度もイマイチという傾向があるのでしょうか。それ自体は、国民性の問題だと感じています。

上記中には、聞いたこともないメソッドもありますので簡単に調べていたところ、もう一点の共通項として、原因療法的治療を目的とし自然治癒力を高める方法として、身体のみならず意識など心や神経系など、一般的にはよくわかりずらいモノへのアプローチが多い気がします。それに伴い、ヨガやプラーナヤマ、太極拳など一般的健康法として認知度が高いモノや、非接触型の触らないボディワークなど一般的に怪しげに映るモノもエントリーされていますね。こうした面が、信用性に欠ける要素でもあるのでしょう。

また、電磁場の操作なんて初めて聞きましたが、言い換えると空間を操ると言われる田畑さんも、その一種に括られるのでしょうか。確かにあの方から電磁波カッターを勧められ、そうしたモノに敏感だとは知っていますが、まだご自分で操作するというお話は聞いたことがありません。遠隔セッションももしかしてその一種かもしれませんので、今度お会いした際にちょっと尋ねてみましょう。

全体的に、治療系とリラックス系に運動系が入り混じっているような気がします。どっちつかずで中途半端なイメージも与えそうですが、そうした側面も持っているのは確かです。あまりその他のメソッドは知らない(受けたことない)ので全てを言えるわけではありませんが、ロルフィングにおいては、Wholism(全体性)がロルフィング®における5つの原理原則の中の一つにあります。

このホーリズムとは全体論とも呼ばれ、一つのシステムにおける全体性だと解釈しております。有機体論システム理論なんかとも関連しているようで、ちゃんと理解しようと潜って行くと、かなりややこしいお話なので割愛しますが、全体性を考慮して心身を捉えて観ると、必要としているのであれば治療系やリラックス系など系統に拘らずに、今そこで必要なモノ・コトにアプローチしていく感じですかね。

まぁ要するに、一部分だけを見るのではなく、全体性包括的にとらえようということですが、問題はこの全体的というコトです。ヒトも自然の一部だと捉える私としては、心身のみとしての身体的個の全体性から、外部環境や社会・空間など内と外の統合性も大切だと考えます。森羅万象ではないですが、この世のシステムとして存在する理・摂理など、物質以外、意識の世界(いわゆる現象界と潜象界)も含めての全体性だと捉えると、新しい世界へと眼を向けることが可能になると考えています。そのために、身体面と精神面いわゆる文武両道的な統合を可能にするのが、ボディワークの醍醐味ではないでしょうか。

個人的に一番重要視しているコトとして、ボディワーカーとして提供していきたいモノは、こうした「ボディマインド・コネクション」の認識促進を目的としております。横文字はあまり得意ではないので日本的に言うと”精神と肉体における秀でた者”とでもいいましょうか。そうして心身の統合が再編した時にまた、次なる統合を目指してヒトは成熟していけると考えております。

ボディワーク。色んな側面があり捉え方も多様でいいと思います。ただ重要なことは何事においても自発的ではない限り、時間の無駄になり兼ねない。のかもしれません。

さてパオラのWSにナオさんのオノマトペ(第2章)どちらも絶賛参加者募集中です。ナオさんの博多WSに関しては今の所全然気にしていませんが、パオラの件。まだまだ喰いつき悪いです。確かに開催の有無がハッキリできない状況なので、二の足踏んでいる方も多いと思います。

普段であれば、協会主催なので参加資格に色々と制限がかかるのですが、今回は「田畑ロルフィング研究室」が主催となり、私の「K’s Handy Service」が協賛という、憎むに足らぬロクデナシとそれを影で見守る猫楠の再来コンビ故、皆様のご期待に添えれる以上の内容をと考えております。参加される皆様とご一緒に、一所懸命テキトーに、自然の摂理へと巻き込まれて参りたい所存です。遠慮なさらず、ドシドシご応募ください。

来週は関東遠征なので、ついでにバッハに口添えしてもらえるようお願いしてきます。まぁ前回、銀ブラしてるので、今度は裏渋のちょっと渋い処に連れて行きましょかね。