初秋の朝

バビロンを一旦離れ、葉山に来ています。ようやく海のそばに移り、磯の香りを肌で感じると自然と身体が緊張を解き放ちます。今日は天気も良く、でっかい富士山も見えるとついでにテンションも上がり、気分も落ち着いてきます。

全然忙しい日々を過ごしていたわけではありませんが、やはり大都会にいると全く気づかないうちに、周囲の環境を受けているのでしょう。もちろん普段の日常生活なので、すべては当たり前のはずですが、こうしてゆっくりした自然溢れる所に来ると、バビロンでの生活環境はなんらかの刺激を、知らずのうちに身体へと与えていたと感じさせられます。

朝から一色海岸へと散歩に行きました。遠く対岸には日本一の富士山を眺めながら、御用邸の澄んだ空気を横目に見て凪いだ水面を感じていると、いつしかそこは大自然の境界線の一つだと気づく。その境界線の瀬戸際で、自分の身体のバランスを感じてみる。

もちろん左右は非対称、ここでは大地にフォーカスを当てる。まずは大地の鼓動を感じると、やがて天への方向性が現れる。この軸を確立すると、流動的なこの惑星ではいかなる揺らぎにも対応できる、バランスを取りやすい状況になる気がする。そんな感じで歩くこと約一時間。朝飯を作り、早速ビールで流し込む。波乗り後であれば最高の1日の始まりであるが、これはこれで悪くない。

そういえば、この前行った下北沢の飯屋 Bistro cinq 飯も美味いが、ワインも美味い。リーズナブルな上、大変素晴らしいサービスでとてもいい気分でした。一見大丈夫か?という感じのお兄さんが、お一人でやっているようですが、素晴らしいお店でした。(申し訳ありません)実際に足を運んでいいお店探す以外ないですが、私の嗅覚悪くないと自画自賛。まぁ騙されたと思って是非どうぞ。



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