Movement WS

Rolfing

パオラせんせWSについて、少々お問い合わせをいただいておりますので、お知らせいたします。

皆さん、開催決定の有無について心配されているようですが、これは運営上の問題で最低遂行人数を確保できていないためです。入国に際してのビザ関連の書類等は各官庁へと問い合わせ、すでに必要なものは用意してお渡しし、ビザの申請をしている最中です。後は最低遂行人数だけの参加希望者さえいれば、今すぐGoの状態になっています。

というわけで、現在も引き続き参加者をお待ちしている状態です。メディアは第7波だのBA-5だのとゴチャゴチャ言っていますが、国境封鎖さえ起きなければ問題ないと確信しております。というわけで、ムーブメントWSについて、Non-Rolferに向けた説明をお願いしました。以下こんな感じです。

この3日間のムーブメント・ワークショップは、脊柱と周辺としての四肢の機能的な関係を、ガードル(骨盤帯・肩甲骨)を通して探求することを目的としています。

脊柱を通して、足から腕へ。また腕から足への繋がりを探って行きます。下から上へのオリエンテーション(方向性)と、上から下へのサポート。両者をつなげる軸として、個々の脊椎が流れる動きを目指していきます。

The Spinal Engine Theory (脊柱エンジン理論)では、S字カーブを保ち圧縮と回転の能力を持つ脊柱は、スパイラル・ムーブメント(螺旋的運動)が産み出すトルクにより、圧縮と張力のエネルギーを四肢のガードルへと放出・蓄積し、身体全体的に伝達する「エンジン」だと考えられています。

空間への方向性を決める腕と肩、支えるための脚と骨盤、そしてエンジンとして頭から仙骨まで通る脊柱の流動性。すべての関係性を、シンプルなエクササイズと微細なムーブメントで探求していきます。

シンプルな解剖学的講義、エンボディーメント、デモンストレーション、そして参加者同士の実践を行う贅沢な三日間。ご興味ある方は、是非ご参加ください。ハッキリ言って、こんな機会は二度とありませんよ。

先日パオラせんせとお話ししたんですが、そちらを現在文字起こし真っ最中。追加情報は今しばらく、オアズケ。

またパオラせんせ独自に、マッサージとロルフィングの違いを説明していますので、こちらも合わせて翻訳しております。原本、イタリア語に挑戦してみたい方こちらです。

マッサージは、オイルやクリーム、薬など、肌に塗布したものを吸収させるのが伝統的な役割です。ロルフィングでは、いかなる製品も使用しません。私たちの手は皮膚に直接触れており、油分やクリーム状の製品を使用すると滑ってしまいます。

また、マッサージの特徴として、筋肉をほぐしたり、調子を整えたり、筋肉の拘縮を取り除いたりすることが挙げられます。ロルフィングでは、リラクゼーションは手段であって目的ではありません。身体がリラックスしていれば、変化を受け入れる準備が整っているのです。ロルフィングは、筋肉に作用するのではなく、身体を支える足場となる結合組織で形成された筋膜に介入するものです。したがって、徒手的介入は、身体に形を与える筋膜構造を再編成することを目的としています。

マッサージには、身体の形状を調和させるという美的な目的もあります。ロルフィングでは、一連のセッションを受けることで得られる調和は、身体のアライメントが改善され、私たちの日常生活でよく見られる動作の中で、重力が流れるようになることから生まれると考えられています。

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