才色兼備 P

Rolfing

先日、イタリアのサルデーニャ島で、バカンスを楽しむパオラせんせに無理言って、お話しさせてもらいました。小鳥のさえずりを聴きながら、気になっていたことを訪ね、またビデオメッセージでも作ろうと思っていましたが、録画がうまくできていなかったので、こちらでご紹介します。

ロルフィングについて

人との関連性ですね。ロルフィングはただの手技療法だけではなく、人間同士の関係性が重要です。人に触れるということ自体が大きいのです。

326オンラインWSでの、質疑応答について

例えば、ちょっと時間をとって、自分の呼吸に注意を向けて、息を吸ったり吐いたりして、自分の呼吸を観察してみると、身体がどう反応するかがわかります。ですから、呼吸に注意を向けるだけで、この瞬間に完全な状態でそして瞬時に、自分自身を存在させることができるのです。とても簡単でシンプルな方法です。手法としてのフレームは小さいけれど、インパクトは非常に大きいのです。

そうすれば、自分の肉体がどのように反応し、思考はどこへ向かっているのか。それに関連する特定の感情があるかなど、さまざまなことを探究することができるからです。すると、すべての感情や感覚を結びつけることができるようになります。

だから、私が言いたいのは、身体と存在は本当に一つのものだということです。

こうした考え方に至った経緯は?

私は二つのムーブメント・トレーニングを受けたのですが、それら二つは違った流れから構成されていました。私の講師は、とても人間らしい人でした。彼らはただ単に講師としてではなく、個々の人間としてあらゆるレベルからの考察を持ち、私は彼らから色んなことを学びました。

その後、私が講師として人に教える立場になり生徒が質問してきたときに、なぜそのようなことをしているのかを、説明しなければなりませんでした。そのためには、私自身を知っている必要がありました。自分を知るための一つの方法を学べたのは、彼らのおかげだと思っています。

直感や感覚を知る必要がありました。まずは何も考えずに自分自身を感じながらやっていたのですが、その後に整理した後に考えていくと、その背後にあるフレームが見えてきて、私たちは一つのものだということが分かってきました。

また、私の先生たちが言っていたことは実体であり、その重要性だったと思います。しかし、それは「身体と人格」のような確実性はないと言うことでした。それは一つの表層的側面であり、一つの現実として存在しているだけです。

この世界には、戒律や規則みたいなものがありますが、本当に人生の経験の中では、私自身と私の身体の間に違いはなく、ただその声に耳を傾けるコトです。

でも私が教えるときには、創作だけではなく、もっと一貫性を持たせなければならないのは必要だと感じています。

何に注意を払ってクラス構成を考えていますか?

私が教えるときに気をつけていることが1つあります。それは、私が教えていることを、どう説明すると理解しやすいかというコトです。また、知識以外にも背後に潜んでいる実体に気づいてもらい、適応能力を高めてもらうことです。

例えば、私とは異なる学習スタイルや習得スタイルを持っていたり、似たようなスタイルでも、異なる文化的背景などが存在しています。ですから暗記や理解など、人それぞれ異なるやり方を持っています。

だから、私の大きな願いであり講師として思っているのは、生徒が本当に利益を得られるように、出会いを大切にすることです。ただし、私はいつでもベストを尽くしていますが、常に成功しているかどうかは、わかりません(笑)

6/24オンラインWSに向け、改正。

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