Message from Italy

Rolfing

今秋、日本へとお誘いしたパオラさんから、日本のロルファーさんに向けてのメッセージをいただきました。原文のまま掲載しつつ、なんとなくの日本語訳もつけています。ロルファー以外の方でもご興味ある方、是非ともこちらから詳細ご覧になってください。一般の方の参加も可能です。と言っても身体療法従事者の方にはマニピュレーションWSがオススメですが、ムーブメントWSも身体表現者や職業として身体をお使いになる方も、ぜひご覧ください。

メッセージでは主にロルファーに向けて記載してありますが、彼女はロルファーになる以前には、体育教師・水泳インストラクターとして活動した後、約10年間ほどをイタリアのプライベート・センターでムーブメント&アプライド・キネシス・セラピストとして、脊柱管狭窄症・腰痛・関節炎などの患者に施術を行っていたそうです。

このアプライド・キネシスとは、バイオメカニクス(Biomechanics)とも呼ばれ、体の動きを研究する学問です。アプライド・キネシオロジー(AK)は、筋力テストとしても知られていますが、様々な筋肉が特定の器官や腺と関連しており、特定の筋肉の弱さが、神経の損傷、血液供給の低下、化学物質の不均衡、その他の器官や腺の問題など、遠因となる内部の問題を示唆するという信念に基づいた診断と治療の方法です。この筋肉の衰えを改善することで、関連する内臓器官の問題を癒すことができると考えられています。

こうした経歴を持ちながら、現在は国際的またはヨーロッパ各国で、ロルフィングをメインに指導するパオラさんが日本初上陸です。身体療法を行ないながら、筋膜にも興味をお持ちのあなた。ここが人生の岐路になるかもしれません。ご興味湧いてきた方はws@rolfing-den.comから遠慮なく、お問い合わせ・お申し込みください。それではパオラさんのメッセージ、ごゆるりとご覧ください。

Dear colleagues
It’s a pleasure for me to have received this invitation to teach a manipulation workshop about the spine and a Rolf Movement workshop about “spine – girdles and limbs relationship” in Japan.

I met some of you here in Europe during your basic training and it is going to be very exciting to see you after some time of practice, in your country!

I have chosen the spine as a topic for the manipulation workshop because it is a place where we practice very little during the basic training; becoming more familiar with the manual interventions at the back and the spine, it is helpful because we  can  widen our competence, and  enhance  the tools we have to address clients issue.

I have chosen the “Spine, girdle and limbs relationship” as a topic for the Rolf Movement workshop because it gives a functional understanding of sessions: 8,9 and 10. These sessions are often more mysterious, more vague than the first 7 sessions and having an experience of the relationship between center and periphery helps the planning of the latest sessions. They are also a solid  base for strategizing pure Rolf Movement sessions. 

If you have questions, do not hesitate to write to me.

Hoping to see you at the workshops, I send you my greetings

Paola

親愛なる同僚の皆様 (日本語訳)

この度は、日本で「脊椎」マニピュレーションのワークショップとロルフムーブメントのワークショップ「背骨とガードルと四肢の関係」を開催するというお誘いを受け、大変嬉しく思っています。

皆さんの中には、トレーニングまたはスーパービジョンの際にヨーロッパでお会いした方もいますが、しばらくプラクティスを継続した後に日本でお会いできるのは、とても楽しみですね。

マニピュレーション・ワークショップのテーマとして「脊椎」を選んだのは、ベーシック・トレーニングではあまり練習しない所だからです。背中や脊椎への手技介入に慣れることは、自分の能力を広げ、クライアントの問題に対処するためのツールを強化するのに役立ちます。

ロルフムーブメントのワークショップでは「脊柱、肩甲帯/骨盤帯、四肢の関係」をテーマに選びました。このテーマを通じて8、9、10の統合セッションを、機能的に理解できるからです。これらのセッションは、最初の7つのセッションに比べて、より不可解でまた漠然としていることが多く、中心と周辺の関係性について経験を通し理解を深めることは、これからのセッションの戦略を立てるのに役立ちます。また、純粋なロルフ・ムーブメントのセッションを戦略的に進める上でも、確固たる基盤となります。

ご質問がありましたら、ご遠慮なくお知らせください。

ワークショップでお会いできることを楽しみにしています。

パオラ

こちらも大切ですが、現状ではナオさんの「カラダとうごきのOno Ma to ¡Pe!」の集客で、にっちもさっちもいきません。集客がメインの仕事だなんて、どうにも面倒なことですが、仕掛けたからにはどうにかしてやり切るしかありませんね。開催まであと2週間足らず。トーキョーオリンピック開催直後ぐらいに始まるのですが、こちとら無観客ではやってられません。どうぞ、興味ある方是非ご一緒に。企画についての詳細はこちらからどうぞ。

こちら上記のナオさんの「カラダとうごきのOno Ma to ¡Pe!」は終了いたしました、ありがとうございます。次回開催は、10月ごろを予定しております。

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