足半製造体験講座 礎

Rolfing

先日、チラッとご紹介していましたが、ようやく決まりました。本告知です。3月14日(日)13:00から17:00までの予定で、ワークショップ「礎」を開催します。今回の開催に至った経緯・動機はこちらからどうぞ。 

この、足半製造体験講座及び人足機能構造修学會「礎」簡単に足についての機能と構造をご説明しながら、ご一緒に足半(あしなか)を造りましょう。という企画です。今や簡単にネットで購入できる時代ですが、自分自身で作るとまた一味違った味が出ます。一度作ってみると、その後も簡単にいつでもできるので、色や大きさ、材料までこだわった逸品が楽しめます。

足半をご存知ない方に簡単に説明します。足半とは、日本古来の縄で編んだワラジです。ただし足のサイズの半分程度しかなく、踵が出てしまうワラジの総称のコトで、鎌倉時代から戦後辺りまで、ざっと7~800年ぐらい履かれていたようです。今でも鵜飼の職人さんたちが履いているようですが、最近では、藁で作った足半は貴重となり、ビニール紐で作ったものが多いようで、滅多に見る機会もありません。

元々は、足を保護する為の履物として一般的なワラジがあったようですが、それよりもっと足裏の感覚がわかりやすい足半。足裏前2点(母指球・子指球)のアーチをサポートし、足裏の後ろ側に傾斜がかかることで踵にキチンと自重がかかるようになります。これを履くだけで足裏の感覚が強化され、重要な足裏(土踏まず)のアーチを形成していくのです。

これまで散々この戯言で、足裏の重要性や足半がどれだけ素晴らしい道具であるかを説いていますので、前説とかぶりますが、もちょっと詳細知りたい方こちらからどうぞ。当日のメインイベント「人足機能構造修学會」では、身体構造的に適した足半の履き方や、簡単に歩き方のコツをお伝えします。解剖学的観点と、自身の情報収拾による経験則の賜物を交え、土台を造る手っ取り早い方法、お話しします。足に興味がある方々とご一緒に意見交換できると、尚楽しいでしょう。

開催場所は、博多区須崎町13−18 行願寺さん、正門入ってすぐの建物2Fの 蓮華の間です。日時は3月14日(日)13:00から17:00までを予定しています。金額は(注)スライディングスケール方式の5000円から10000円。お支払いは当日に、現金でお願いします。希望者いれば、おおよその人数を把握したいので、参加希望者は開催前日までに、こちらからメールもしくは直接ご連絡ください。キャンセル料も考えていませんので、お気軽にどうぞ。ただし、ぶっちぎり等連絡なしのドタキャンは、ピシャッと追い込みかけます。

服装は、足半を編む際に脚を使用しますので、女性の方スカートはやめた方が賢明です。なるべく動きやすい服装であれば特に問題ありません。なお、材料等全てこちらでご用意いたしますので、手ぶらで結構です。その他、気になるコト聞きたいコトあれば、遠慮なくお問い合わせください。小さいですが、着替えの間(給湯室)あります。ご自分でハンガーを持ってきてください。

❖コロナ熱 まだ世間では冷めていないので、お約束として検温・うがい・手洗いをして入場いただきます。参加者の状況いかんによっては、参加をご遠慮いただきますので、ご理解ご了承ください。また当日に体調不良の方も、辞退下さいませ。

一応会場の地図を掲載します。お車で来られる方は近隣にコインパークありますので、そちらをご活用ください。公共の交通機関の場合、地下鉄中洲川端駅まで来た方が楽だと思います。会場まで徒歩で、5分程度です。皆様奮ってのご参加、お待ちしております。尚、こちらにとぼけたフライヤー令和御触書掲載してます。

遊ぶように働くおじさん目指してます。