筑前国博多 足半製造体験講座及び人足機能構造修学會「礎」終わりました。蓋を開ければ2名の参加者でちょい寂しいかと思いきや、、。兎に角、参加してくれたお二方、本当にお疲れ様でした。勢いだけでやっちまおうと突っ走って告知はじめましたが、だーれも来ないんじゃないかとブルっちゃう暇もなく、気づいたら終わっていました。なんてったって、イベント・コーディネィト擬きは過去に何度か経験ありますが、自分独りで人が呼べるのかなんて、落ち着いて考えたらタダの無鉄砲ですね。酔った勢いではないですが、いつもの無鉄砲、無頓着のなせる技です。
実際にやってみると、恥ずかしいぐらいにグチャグチャでまとまりのない内容でしたが、なんとかやり切ったとホッとしております。もちろん、たった一枚の写真撮影もしていませんが、両名の参加者共に無事足半を編み上げ頂き、お持ち帰りと相成りました。お二方とも感動したのは和菓子と粗茶というコト。季節のお菓子、原材料は山芋に蓬という珍しいモノで釣る作戦、大成功だったようです。使えるモンはなんでも使いますが、今春からは足半生活を楽しんでください。
仕上がりに左右差出たり、足半ならぬ足2/3位の大きさになったりと、そこはご愛嬌。実際に履いてそう問題はありません。何事も初めてから上手くはいかないもので、何度か造っていくうちに自分なりのコツが掴め、見た目の良い品が出来上がります。私の場合は、山で履いているので一ヶ月半ほどでダメになりますが、室内履きだと下手すりゃ半永久的に履ける代物です。最近は変異株コロナが流行の兆しだと煽っているメディアに乗っかって、次回の緊急事態宣言が発令された際に「自宅におこもり」で内職してはいかがでしょうか。
履き込んでいくうちにヘタってきて馴染みますが、新たな刺激が欲しい場合はもう一度、新しいモノ編んで下さい。ただし、真剣に足裏全体を使って使用すれば、次から次に足裏のブラインド・スポットが発見されるでしょう。足半を使用し始めて早一年。自然の山歩き(トレイル・ランニングもどき)で履く私自身、今だに新たな発見があります。その度に身体の変化を感じたつもりになり、いつまで続ける必要あるのだろうと、フリホーレス柄の汚い足裏眺めています。
正直、もう少し人数いた方が和気藹々となり楽しそうな気がしていましたが、たった2名の参加者で何とか製造過程を伝えアップアップ。もっと参加者いたら、途中で製造体験放棄していたコトでしょう。ここはやっぱり少数精鋭で、キッチリ楽しんだ方がよろしいようです。
関東版江戸・代々木村の足半製造体験講座、一応6名の枠を考えていましたが、定員満杯になると大変なことになりそうなので、早めに募集切り上げます。興味ある方は、お早めに。