錯覚とも言われる時間。私たち人類にとって「時」とは、イリュージョンでありファンタジーとも捉えることができる、不可思議な普遍の法則。それに対し「場」という、現実の世界に私たちは存在しています。もし「時」が錯覚であるならば「場」も”空”と呼ばれる幻想なのでしょうか?
私たちの存在は、時空の「間」をただ当てもなく彷徨っているだけなのでしょうか?自然の摂理にあらがうコトは不可能です。この惑星の時空間で、自分自身の立ち位置・存在を再認識する機会。空間身体学を提唱し、Yielding embodiment®を技法として確立させた田畑浩良氏が送る、生命を根源的な何かに委ねる「間」への招待状。
私たち霊長類であるヒトが、本能的に享有する空間知覚。主に視覚に頼りがちなこの感覚、一体どれだけの可能性が潜んでいるか、ご存知でしょうか?身体の知性を引き出すことで呼び起こされる、旧い記憶。霞んでいた旧い記憶を呼び覚まし、全身体感覚を奮い起こす。覚醒した本能は、貴方自身の”存在”を憶い出し、自分の座標・極を見出すコトを本能的に求めていく。
幻想という時空間に漂いながら、今在る現実に還る。そこには何の知識も常識も必要ない。ただ在るのは「今」そして、自分の存在。この森羅万象なる無常の中で、今一度照らし合わせて見ませんか。
Yielding embodiment® 田畑氏が確立したメソッドから、日常とは一風変わった幻想の場を創り出し、主役である参加者は、唯そこに「在る」コトの意味を再認識するでしょう。体験・体感型WS “Where I am…” この時空間では、知識や常識を一旦置いといて、ただカラダの感覚を頼りにお楽しみ下さい。眼に見えぬ風の時代。世俗に怯えるよりもカラダで感じて生きる現実を、あなた自身で創造してみませんか?時、空、そして私たち人類は、それらすべて”間”の相互作用により、生かされている。
私が興味があるのは、囚われない自由な身体、持続するバランス。そのためには、その人自身の力を奪わないように変化を内側から引き出すことです。定着する変化がもたらされるためには、介入が必要最小限であること。受け手の主体性を損なうことなく、本来備わっている自己組織化・調整能力を引き出す働きかけを追求しています。参加されている方とのやり取りを通して、その場の流れや、ダイナミクスが生まれることに興味があります。是非、皆さんで共有しましょう。談:田畑浩良
実際にどんなコトが起こるのか、その日にならないとわかりません。全ては”RolfingeR H”の胸の内です。すでにお会いしたことある方はご存知かと思いますが、田畑さんの声をお伝えすると、上記のように参加者各々が主体性を持ち、楽しむ姿勢と10%の猜疑心を胸に秘め参加してくれることで、益々燃え上がるようです。昨年に引き続き久々の九州上陸、博多でのワークショップ。乞うご期待。
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