wind or wave

昨日は海へ行って、ヨットを楽しんできました。週末の息抜きです。日差しは殺人級ですが、海水はまだ冷たく、おいそれと飛び込むわけにもいきませんでした。本当は波乗りしたいのですが、いまいち福岡の海は物足りなく感じるので、ヨットでストレス発散しております。

ほんのストレス発散のつもりが、最近は中々楽しく遊んでおります。ヨットもまた、面白い。本来個人主義なので、団体で遊ぶことは敬遠しておりました。未だに団体行動的なものには馴染めないですが、そんな私の憂鬱を忘れさせてくれる楽しさがあります。波乗りと違い、眼には見えない風を掴んで走るヨットは、これまた追求していくと、さらに奥が深いのだろうと感じます。

先週末は市民ヨット教室なるものが開催されており、一般の方々が参加して楽しく過ごしておられました。ですが、やはり参加者はみなさんお年を召した方々で、若くて元気溌剌な方は見かけませんでした。会員の方々は新入会員をやっきになってあれこれと勧誘していましたが、成果はあったのでしょうか。

一応私が参加しているのは、ちょっとしたクラブチームで年齢層はかなり幅広く、定年者から会社員、主に転勤族や単身赴任の方々、他にも女性の方々などとにかく全然違うバックグラウンドの方々が集まり、わいわいやっとります。ですが、学生時代からの経験者の方々は全然違います。まず、専門用語がバンバン飛び出し、私には理解不能です。私が言うと必ず訂正されるので、最近は黙っています。よくもまぁ、こんな用語を覚えれるもんだと関心しきりですが、その辺が、私一人浮いている原因なのでしょう。が、気にせず我が道を行っとります。

ある程度にまで乗れるようにはなりますが、その後の風の読み方、レースにおける戦略等昔からやっている経験者には全然かないません。艇の状態も大きく左右するようですが、その辺りからもう少し勉強する必要があるようですね。今のところは、風の掴み方を試行錯誤しながら研究しているところですが、本格的に行きだすと止まらぬ性質を持っているので、程よく趣味として楽しみたいですね。

久しぶりに、全てを放棄して風に乗ると、どっと疲れが出ますが爽快です。でも、波乗りも行きたいなぁ。