我が師

週末は、久しぶりにヨットに行ってきました。雨の降る寒い中、海気狂いが5人も集まり毘沙門杯クラブレースを決行。やっぱり海は面白い。ちなみにこの毘沙門杯とは、西沖に見える本当に小さな毘沙門山から来たようです。

最後の最後、痛恨の一撃を受けずにフィニッシュ出来ていれば総合1位へと手が届いたレースでしたが、私の凡ミスにより結果は総合2位で終了しました。まぁ実際に走った艇は4艇なので、大したことないですが。なんといっても、2レース目終了後にホクホクと暖かいじゃが芋を海上でいただき、骨抜きになったのが敗因です。

胃袋が落ち着くと、人間やる気が削がれますね。言い訳は置いといて、やはり周りの方々と思わず競ってしまうのが敗因なのでしょう。いかに風を掴むかが重要なポイントなのでしょうが、どうしても他人様へと眼がいってしまいます。それが自然の状況を置き去りにしてチグハグなことをやっているようです。

凡ミスに関しては、腕の差と言われてもしょうがありませんが、これとてどこかで気持ちに焦りが出てしまい、的確な動きができていない。普段通りにやればいいものを、、。いつも海においては、今起こっている自然の状況を的確に判断し、自分が出来る最大限のことをやれば、結果は自ずとついてくる、しかしそれは一過性のものであり流動的であるがゆえ、二度と同じ状況はやってこない。と頭では理解しているつもりですが、私自身の我や欲が出てきているのでしょう。

本能的な五感を総動員して、眼には見えない風を感じてみるのは、悪くないですよ。海は、いろんなことを教えてくれます。それではみなさん、Merry Chrismas.