System

いまいちわかりにくい季節です。ジトジトした感じは継続中ですが、お天道様の日差しがきつかったりとはっきりしないところです。実際に九州北部では、雨量がいまいち足りていないようで、断水なんかが後々やって来そうな感漂っています。世界異常気候だとか言われてますが、個人的には元々がこんなサイクルだと感じていますので、あまり気になりません。そもそもどれほどの期間観測したものを記録しているのか知る由もありませんが、たかだか数百年なんて、一瞬の儚さにも匹敵しないのではないでしょうか。

先日脳のお話し書きましたが、あの本読んで心理学・脳科学的なものに興味が湧いてきています。なぜか妙に腑に落ちそうな気になっているのですが、まだ掴めない。ここがはっきりすると、ロルフィングに関する考え方や説明の仕方も一気にはっきりしてくる感じですね。過去にもちょこちょこ書いていますが、個人的なアウトラインに変化はありません。が、なんか気になる方は、力説を是非読んでいただくことお勧めします。

こんな中途半端な状態でも書き出しちゃいますが、こんなこと頭の中で考えていても、途中でどうにもふんずまって、雑踏の隅にでも追いやられるのがオチです。それならば、こうして少しでも記録に残していくと、どうにかこうにか繫ぎ止めながらいつかは纏める事ができるだろうとの策略です。アクセス増やすための小出し戦法ではありませんので、ご了承ください。まぁ元をただせば、性分ですかね。

考えるとロルフィングの概念自体が実は、認知心理学・機能脳科学なんかを含んでいると感じてはいました。まぁ生物としての人間が、本来備わっている能力を引き出そうということは、当初よりの信念とも言えるこの路を選んだ理由の一つです。それは身体感覚を通してという考え方に変わりはありません。しかし先日の司令塔でご紹介したように、8つの系統からなるシステムにより行動を起こす人間の根源は、考えや気持ちといったマインドではなく、生物のシステムだということがポイントです。ここまで読み続けている方は、この辺もなんとなくお分かりですよね。

そのポイントであろうシステムからの情報により、脳は指令を下して私たちは気分を作り、考え、行動している。特に目新しいこと言っているわけではありませんが、その情報を捉える時点で、全ての人間は人種や遺伝、環境や習慣、生活背景や文化、といった要素が大きく働いているようです。ですから、同じものを見ても食べても他人とは異なる感覚が言葉や行動として現れるわけですが、それは、その人独自のフィルターが脳に行く情報を選んでいるからです。

いくら自分でタバコを止めようなんて思っていても、それは気持ちであってシステムではないので、止めれない。医者からそのままでは死にますよ、なんて言われて気持ちでは止めたくても、システムが欲すればタバコを吸うという行動に出ます。自分の根源的なシステムが、死にたくないと感じるまでは止めることはない。これ私のことです。

健康になりたい、痩せたい、姿勢を直したい。みなさんたくさん願望はあると思いますが、それほとんどは自分自身のマインドなんですよね。これについてのきっかけはなんでも結構ですが。ただ綺麗になりたいとか、いつまでも遊んでいたいとか、不埒なことでも大丈夫でしょう。要は、意識ですかね。

問題は、そのシステムが変わることなければ堂々巡りだってこと。まぁシステム自体は変わらないのでしょうが。それじゃあ、どうしようもないんじゃない?ってなりますよね。はい。システムを変えるのではなく、それらシステムの連携にちょっと変化を与えてみませんかってことです。

そうすることで、先程お伝えしたフィルターに変化が起きます。以前は苦手だったこと、嫌だったことは新たなフィルターを通ってくる新鮮な情報により、嫌なんだけどこれと一緒なら大丈夫だとか苦手なんだけどこうやればできるとか、、。そうやって少しずつシステムの連携方法、順序が変わり意識が変わる。そんな感じかな。

それらを最も簡単にではないですが、比較的他と比べると楽にアクセス出来ると私が考えるものが、身体感覚を通してなんですね。実際に、本やネットで脳トレなんかをやってみてそれなりに恩恵受ける方もいるのでしょうが、いまいち結果として分かり辛くないですか?確かに記憶力は上がった気がしても、じゃあ思考に変化が起きたとか、なんでもすぐに理解できたとかありえませんよね。

そういう意味で運動系はわかりやすいのではないでしょうか。実際これはシステムの話なので、実際の運動神経だとか野球やサッカーなんか以前の話です。座る、歩く、食べるなど人間が目覚めている時には常に働いています。ということは、もちろん視覚系、聴覚系も同様です。この三つの系統にアクセスするのが、手っ取り早くシステムの連携に変化を促すことが出来るのではないでしょうか。

だって、今まで眼には写っていたけど意識していなかったもの、そこらじゅうで鳴り響いていた音が認識できること、これらは姿勢や身体の使い方が変化することで十分にあり得ることでしょう。それが身体感覚ですから。ついこの前までできなかったバックベンドができたとか、アーサナができた。そこからの視線はこの前までには無かったものですよね。そうした新鮮な感覚を取り入れ繰り返すことで、あなたのシステムの連携が変わっていきフィルターが取り込むものも変わるというわけです。

それらが意識として、昨日までとは違う自分、そして明日はまた明日の自分へと変化していくのです。そうして潜在意識を顕在意識へと成長させる。システムから、マインドへと繋げていく。こんな感じでたらたら書いてきましたが、いかがですか。最近の福岡の季節と一緒で、わかりにくいですかね。

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