生涯現役

先日は市のヨット教室があり、いつもとはちょっと違う活動をしてきました。まぁヨット教室と名を借りての新規会員募集みたいなもんですかね。毎年この時期に数回ほど行われるのですが、参加者はやはり平均的に高齢化しています。

んで、最高齢の81歳やってきました。立つ、座るも億劫な動作で中々大変な状況でした。が、本人さんはとても喜んでおり、冥土の土産になりますと楽しんでいらっしゃいましたね。人生経験者はさすがだなぁと思える御仁でした。

当日は海上で7−8ノットは吹いていたでしょうか。この状況、現役バリバリの学生さんなんかは、楽しくなってくる状況ではないでしょうか。私クラスでいうと、かなりいい緊張感を持てる、舐めたら痛い目にあうステージですかね。普段であれば、下手すりゃうちの倶楽部チームは中止になるコンディション。そんな状況で初ヨットという御仁は「楽しめました」とコメントくれるのですから、よっぽど興味があり、なおかつ同乗者を信頼してくれていたと思うと嬉しい限りです。

ですが、あの身体の状態では、さすがにご自分で操作してとまでは思えなかったのでしょう。人それぞれの考え方ありますが、的確な選択だと感じました。私はやりたがりなので、無理してでもやっちゃう方です。それが仇となること多いですが。

この行動がきっかけで、今後の生活に変化が起こる場合だってありえるでしょう。やはり独りの人間としては、生涯現役で過ごしたいですよね。そう考えると頭と身体さえ機能していれば、大丈夫です。その時々に適した使用法あると思いますので、上手に使って生涯現役を目指したいものです。

そのためには、もう少し自分の内側に視点を当てる必要があるのではないですかね。あなたの身体、お医者さんはそれなりに検査して判断を下してくれるでしょうが、一番ご存知なのは、あなた自身ではありませんか?いかに専門家の方からアドバイスを受けても、納得できないことや腑に落ちない点ありますよね。それで出る言葉は、あそこはヤブだ。とかそれでもここがなんかおかしい?とか。

これまでお付き合いしてきたあなたの身体、この先も取り替える事できない自分自身ですよ。そんな簡単に他人任せで大丈夫ですか?生活する上で色々な「モノ」や「こと」に追われている方。そろそろひと段落できたと感じた時には、「外」に向けていた意識を自分の「内側」へと向けてみませんか。

ロルフィングを、ご自分の人生での一つの総括としてのメンテナンスだと捉えてみませんか。今これを読んでいるあなたが何かに思い当たっている事は、タイミングとしてのきっかけかもしれません。私自身もそうですが、自分自身のことをわかったふりして一番わかっていないのが、人間なんですよね。

いつまでも時代に似合った現役目指して、精進したいものです。

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