カラダとうごきのOno Ma to ¡Pée! 【第三章】

Rolfing

年内最後の、博多ムーブメント・ワークショップ。こちら一応、連続モノの如くやっておりますが、初めての方でも全然問題なく参加いただけますので、ご遠慮なさらず。また、一度参加したからといって最終最後まで必ず参加してもらおうと、楽屋に連れ込み洗脳を試みるようなコトなど一切御座いませんので、ご安心下さい。

登山途中でこちらをご覧になっている方、ありがとうございます。まずは今在る自然の状態を楽しんでください。ぜひお時間ある時にでも最終最後までお付き合いしていただけること、願っております。決してイカガワシイ勧誘ではありません。また終了後、私が責任をもって回収いたしますのでご安心を。

まずはこちらから、【第三章】要領をどうぞ。なお今回より、表題のオノマトペの綴り、フランス語に変更されております。特に意味はございません。ただ、なんとなくです。また前回までの様子も序章編第二章からご覧いただけますので、気になる方はどうぞご覧ください。

カラダと動きの Ono MA to ¡Pée!  (3rd Session)

九州ではまだ、耳馴染みの薄いボディワーク「Rolfing®」身体と心を一つの統合されたユニットとみなし「ボディマインド・コネクション」well-being(ウェル・ビーイング)の促進を目的としたメソッドです。そんな未知なるロルフィングの世界、ちょっとのぞいてみませんか?身体の健康は心から。心の健康は意識から。意識の創造は感覚から、、、。

フェルトセンスと言われる「言葉になる前の感覚」「からだに湧いてくるもの」より身体感覚に近い所を表現する”オノマトペ”を入口に、繊細な感覚にアプローチ。カラダの中の新しい景色、上質な動きを探って行きます。生命の源「動き」そこに新しい質感を創り出す時間です。

誰にでも出来る簡単なエクササイズをナオさんのガイドに委ね、チョッピリ意識しながら能動的に試していきましょう。そこに潜んでいるのは、質の高い動きのヒント。その為に、ちょっとしたひと工夫。思考は一旦置いといて、是非お試しあれ。

【第三章】

今回のターゲットは、身体側面。ギュイーンと腕をあげる。グングン伸ばす。深呼吸して、横にドンドン拡がる。前後にモコモコ膨らむ。いろんな動きの大元にもなるタイソク。普段見落としがちなタイソクに意識を向けて、空間との境界線、身体の立体感を憶い出していきましょう。

身体ソクメン。脇腹・脇の下、太ももの外側や首・頭の側面って、普段は結構忘れがち。

でも、このソクメンは、身体前後を繋ぐ立役者。伸び・縮み・ひねって倒して。私たちの身体に、立体感を持たせたまま、自由に動いてくれるのです。

もしかして、未来と過去(前後)を繋ぎとめる、現在の自分の立ち位置?!なのかもしれません。

さぁいつもの如く、頭の知識はちょっとお休み。身体の知性に委ねる時間。

ナオさんのガイドに任せて「貴方のタイソク、ソトとの境界」一緒に探っていきましょう。

日時は、12月12日(日)10:30〜17:00

会場は、いつもお世話になっております、福岡市中央区港1−6−6 2F ArtSpace bloomさんです。下記に添付した地図をご覧ください。港から流れてくる潮風と広い空を堪能できる、大変心地よいスペースです。是非みなさんお誘い合わせの上、遠慮なくご参加ください。

参加費は前回同様、¥8,000〜¥16,000のスライディング・スケール方式となってます。参加者の方ご自身の価値観により、お支払いいただきたいと思います。参加費用は当日会場で、現金のみでお支払いくださいませ。(学生さんは学割適応いたします。当日、証明できるものお持ちください)

※スライディング・スケール方式が意味不明という方、こちらをご覧ください※

講師は、楠美奈生さん

幼少よりバレエを始め、2001年からコンテンポラリーダンスの舞台活動の世界へ。その後、身体探求への好奇心から2009年に渡米し、Dr. Ida Rolf Institute®公認ロルファー™として認定される。また空間身体学という新たな学問を、身がまま整体主宰片山洋次郎先生とご一緒に提唱している田畑浩良氏より考案されたメソッド、Yielding embodiment®の認定者でありYieldersの一員としてもロルフィング・セッションに取り入れている。

現在はロルファー™及び、ボディーワーカーとして都内で活動の傍ら、非常勤講師として某大学の演劇学科において講師も勤めている。バイオ・ダイナミクスやコンティニュアムなど、身体の探求を軸に活動し今尚探求継続中。趣味は合気道やダンス、登山など自然と戯れるコトが大好きな少しだけラテン系、裸足愛好家。

ちなみにwell-being (ウェル・ビーイング)とは、、、

“Health(well-being) is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.(世界保健機関 WHO 憲章)

ウェル・ビーイング (well-being)とは、身体的・精神的・社会的において良好な状態であり、単に病気や不調がないことではない。要するに、ヒトにおける全体性包括的な”健全さ”という感じです。

とまぁ、大まかな概要はいつもと変わりませんが、初めてご覧になる方もいらっしゃると望んで、こうして毎回丁寧に、お知らせしております。

さて今回のターゲットとなるタイソクですが、案外誰もが見落としがちなところなんじゃないかと考えています。事実、私自身あまり意識できておりませんでした。やはり簡単に眼が行きやすい前面、腰や肩の痛みなんかで意識しやすい背面ばかりに気が行ってしまうものです。側面への意識なんて、子供の頃の持久走で脇腹が苦しくなったときや、遠い昔に肋骨イカれた時ぐらいしか記憶に残ってないですね。

でも、この側面であるタイソクがきちんと意識できるようになると、体表全体と外界の境界線が極めて明確になってきて「自己と周囲との距離感」いわゆる「空間・間(マ)」というものが観えて来るように感じます。オマケに四肢の連続性が、軸を中心として全体性を伴った繋がりとして感じられ、足と腕の連動性に改めて驚くことでしょう。各々が差別化されて違ったパーツではあるものの、やはり「ジンタイ」という一つのユニットとして、密接な関連性を所有しているコト、憶い出して参りましょう。

また私独自の解釈として、ヒトは常に前を向き、先を見ながら進んでいると考えており、いわば前方を「未来である将来」と捉えると、背面である後部は「過ぎ去った過去」だと捉えるコトができます。この過去は、消そうにも消せない。捨てることも書き換えるコトもできない。一生背負っていく責務として存在する、貴方だけのストーリーです。また、いかなる未来を想像し、創り出すのも貴方次第です。この背後に背負っているストーリーを、あなた自身のこれまで進んできた航跡だと素直に認め、この先未来に向け、自分の思い描いているストーリーを創り出す為に、前後を繋げる役目をしている。それが、現在とも捉えられるソクメン。即ちタイソクとして「今在る自分」が、非常に重要だと感じております。

軸という「核」たるモノとはまたちょっと違う意味合いですが、現在の自分の立ち位置とでもいいましょうか、個人的には「今現在の自分自身の足元」的な捉え方です。あまり言葉で説明するとおかしな方向に行きそうなのでこの辺にしておきますが、気になる方は自分自身に置き換えて考えてみると理解りやすいかと思います。

こうした自分自身の「現在の足元・立ち位置」と私が勝手に考えているタイソク。この体側が明確に意識出来るコトで身体内の立体感が増し、また外部環境との境界線として、空間認識や周囲との距離感がより掴みやすくなるでしょう。

参加希望者は、こちらから備考欄に「オノマトペ-3参加希望」と記載してお申し込みください、お待ちしております。性懲りもなくまたもや作成したので、オノマトペ-3のフライヤーも是非ご覧ください。今回の奴は外にも適応できるよう、パンチ効かせてみました。

前回参加できなかった方、また今回初めての方でも全然問題ありません。このロルフィングというボディワーク、普段とはちょっと違う形態でお伝えしておりますが、ボディワークの存在意義・趣旨をなんとなくでも把握いただけると、喰わず嫌いだったと気付くのかもしれません。

難しく考える必要ありません。純粋にムーブメント・ワークショップ、いわゆるエクササイズ的グループ・レッスンだと捉えて頂いて大丈夫です。行動自粛や未知なる不安なんかで鈍ったカラダにちょっと新しい刺激を与え、ただただそのカラダの赴くままに委ねて下さい。全ての生命に宿る「本能」という知性が、知識を凌駕してくれることでしょう。

まずはお気軽に、足を踏み出してみてはいかがでしょうか。貴方のご参加、お待ちしております。下記に会場の地図、掲載しております。

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