アパッチ

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私が子供の頃、裸足で過ごす奴らのことをアパッチと呼んでいました。その当時はまだ子供だったので、調子に乗り面白がっていた記憶がありますが、明らかな侮辱から、その渾名を使用していた記憶があります。出処は、アパッチ少年野球軍から来ているはずです。そんな私が最近、アパッチにはまっています。

まぁその頃は、靴下を履いていないとアパッチと呼ばれ、なんだかんだと言い訳をしていましたが、本来の私らの呼ぶ「アパッチ」とは、常に裸足で靴も履かずに過ごしている輩を指しておりました。(あくまでも博多の一部地域)遠回しに言うと「靴も持てない貧乏人」という感じだったのでしょう。

海外へ遊びに行くようになり、特にオーストラリア、ニュージーランドなど田舎の先進国では、かなりの率でアパッチが生息しています。理由の一つには、波乗り文化があるのかもしれません。日本のように、わざわざビーサンなんぞ履いている輩は見かけません。普通に靴履いて帰るか、アパッチのまま過ごすか。そんな人多いです。今でも鮮明に記憶に残っているのは、朝波乗りに行く最中に出会った小学生ぐらいの女の子が、冬場の寒い日に裸足で学校に行っていたのを覚えています。元気に走っていましたが、そのように子供の頃からアパッチとして慣れ親しんでいるのでしょうね。

そんな感じで私も、暖かい時期に波乗りした後は、そのままアパッチで夜まで過ごします。冬場でも、家まで帰るだけだったら、車乗って途中でコンビニなんかでビール買う程度なんで、気になりません。そういえば、昨年アイルランドで波乗り帰りに、ビール持ってレジで並んでいたら、地元の奴に「ハードコア」と言われたのを思い出しました。確かに奴も海上がりだったのか、頭は濡れていましたが靴は履いておりましたね。

そのアパッチが、巷ではアーシングと呼ばれ、最近大流行しているようです。まぁ簡単に言うと、体内に停滞した静電気や電磁波を、素肌で大地へと接触させ逃すという感じですかね。そうすることで、帯電することなく常に体内電気を放出しながら体内電気を安定させて、自然のエネルギーに触れ健康になるらしいです。確かに現代では、大地だけではなく自然と直に接触すること少ないですよね。便利な世の中は自然界で生きる我々生物にとって、一体何をもたらしているのでしょうか。

確かに、裸足でビーチなんか歩くと楽しいです。実際にアメリカの大学研究グループの論文(Perceptual and Motor Skillsに掲載)には裸足で生活することで、脳の働きが活発になるとの研究結果も出ているようです。以前にも埋め込んでいましたが、文字ばかりで味気ないのでもう一度、動画埋め込んでいます。

なかなか日本でアパッチ行ける場所は少ない上、いきなりやり始めると痛くて大変なので、じわじわとみなさんもお試しいかがですか。先日田畑さんとお話ししていた考察、なんかこの辺りで勝手に繋がってきたと思い込んでいるので、次回お会いするのが楽しみです。まぁとりあえず、アパッチを流行らせていきましょうかね。

ちなみにこのアーシング協会とやら、いいこと書いているのですが最後にアーシングシューズ12,000円とか訳わかりません。せっかくいいこと書いているんですが、やっぱり商売が絡んでいるのかと、現代の矛盾を感じます。そもそも協会立ち上げるほどのことですかね、アパッチに。ロハ最高です。

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