久しぶりにセイリングに行ってきました。セイリングと言ってもディンギーという小さなやつですが。数年ぶりに行ったのですが、ヘトヘトになりました。しかし、波乗りと似て自然を相手に遊ぶわけで、波とは違い眼には見えない風を感じながら操船する楽しさはまた格別です。
帰ってきて考えてみると、今日は本当に久しぶりだったので、風を感じるより前に身体を動かすことに専念していたからこそ、ここまで疲れが出たのかなぁ。とふと思いました。頭で理解はできるのですが、まだ身体の方が追いついていない状況なのでしょうね。
まぁ数年ぶりのことだったので、続けていくうちに身体も慣れてくると思いますが、クラブではちょっとしたレースのようなことをして、みなさん楽しんでいました。こうなってくると風を読むより前に、負けたくない気持ちの方が前面に出てくるのでしょう。
それがスポーツというカテゴリーの中での競技となっているのでしょうが、個人的に一流と呼ばれるスポーツ選手たちは、人と競うよりも己自身と競っていると感じています。自然が相手のスポーツであれば、自然を上手に活用できる。そんな選手が個人的に理想です。もちろん運もあるのでしょうが、その運とやらを感じ取ることのできる感覚もあるのではないかと思います。
せっかくこの豊かな自然の中で遊びながらも、人に意識が行くあまり自然を感じることがお粗末になる。そして運をも逃してしまう。そんなことをのんびりと考えながら自分の不甲斐なさに気付き、まだまだ修行が足りないと反省する本日でした。