無政府主義

相変わらず素敵な秋晴れです。本日も素敵な1日のスタート切れています。

昨夜は横浜で活動されている新進気鋭のロルファー、大橋さん(ロルフィング Roots代表)とその仲間達ご一行計6名で、横濱の美酒に酔いしれながら、ロルファー談義に花を咲かせてまいりました。新進気鋭と申しましても、これは世界に向けた言葉です。彼自身はすでに理学療法士として経験を下積みとして、ロルファーとしての活躍はこの4−5年程とのことで私よりも遥か先を走っており、この先世界に打って出るには十分な逸材だと感じ、そのように記させていただいております。

この大橋さん、まだ30代前半とお若いですが、噂では若い頃からロルファーになろうと人生設計を逆算し、解剖学やら神経学・理学療法など私にはチンプンカンプンの知識をきっちりと学び、横浜山下町で開業されている一児のパパです。すでに色んな場所で、ご自分のこれまで得た知識を元に解剖学講座やセミナー等開いており、そうした関係から発展した仲間達が、一つのコミュニティーとして出来上がっているようです。その名も大橋組。

そんな一つのコミュニティーである大橋組の面々は、理学療法士等・お身体関連の職業に従事しているようでロルファー予備軍とでも申しましょうか、今後のロルフィング業界においては非常に頼もしい軍団として、今後大いに期待できる逸材の宝庫です。ありとあらゆる分野から集まる集合体は、互いを尊敬し補うことで、相乗効果を生み出していく一つの軍団として機能しているようで、素直に楽しそうです。

大橋さんに至っては、彼独特の個性を素直に表現しているようで、対峙する方次第では濃密な付き合いができる人物であろうと感じております。実際私は、自称アナーキストとして、この惑星の常識等あまり気にせず我が道を突き進んでおりますが、彼も私同様に組織を嫌悪し、独自の路を突き進みながら既に周りの人々と共に発展を目指す姿勢は、共感のみならず尊敬に値します。

彼の持つ信念には、これまでの経験と知識をもとに創り出された彼独自の哲学が在り、彼の領域を揺るぎないものとしている感満載です。だからと言って独りよがりではなく、周りの状況を冷静に見つつ人の話も聞けるいい漢であり「大橋組の長」だという印象を持っています。

何しろ30代前半という時代は、人生で一番脂の乗り切った時期です。(私経験上)まさにイケイケドンドン真っ只中とくれば、怖いもの無しの上飛ぶ鳥を撃ち落とした勢いでの急上昇。下手さえ打たずこの先40代まで突き進むことできれば、間違いなくこの日本から世界へ打って出れるだけのポテンシャルや人柄をお持ちだと感じています。

こうしていろんな方々とお話しできると、違った角度で物を見ることできますよね。あまり心地よい場所に居すぎると、いつの間にやら偏った考え方になっていますので、所々でこうした場を設けながら、自分の立ち位置を再確認できると面白いです。まぁ、まだまだ自分の立ち位置を探し回っている最中ですが。

ちなみに彼の解剖学講座やセミナー、全くの素人さんにはなかなか難しい内容だと思いますが、すでに理学療法従事者・ボディーワークの経験をお持ちの方にはオススメだそうです。筋膜の解剖・生理学的な部分を説明した上で、ハンズオン(実習)の時間をしっかりと取りって行くと評判のクラスでは、彼の止まることなく上書きされる新たな知識から繰り出される見解を学べるようです。

実際彼と初めて出会ったWSでは、これまたアナーキストを自称するドイツ人講師コニーへの質問が、未だに理解不可能な解剖学用語のオンパレードでした。その講師からの回答もあやふやで煙に巻かれ、もやもやした感じもありつつ技あり一本と言える質問だったのは未だ鮮明に覚えています。引き続き今後の活躍を期待していますので、互いに独自路線を貫きたいものですね。