令和御触書 其ノ弐〖ワレタダアシヲシル（I am foot.）〗

「唯吾知足（ワレタダタルコトヲシル）」

〖他人に影響されず、自分自身のこととして何が必要なのか、あるいは何があれば満足できるのかを、心と自然で理解する〗

21世紀の現代社会。心身ともに満ち足りている人、一体どれだけいるでしょうか。飲食欲、色欲、財欲、名欲、睡眠欲、、。追えば逃げいく欲。全てから解き放たれ、満ち足りる瞬間は、いつ訪れるのか。

真実の「足るを知る」には、当たり前だと感じている【今の瞬間】その刹那の充実感が、最も重要ではないでしょうか。すでに自分は「足りている」ことに気付き、感謝する。そうした心の在り方が大切です。

私たちの「身体」は、自分自身と外界を結びつける媒体として〖存在〗するものです。身体全体が常に感覚情報を知覚し、その後の選択が個々の言動へと繋がり、人生を創り上げています。その媒体の土台となる足に焦点を当て〖存在〗そのものを感じてみると、その後の選択に変化が起きるキッカケに、、。なんて、ややこしい講釈はここまで。

令和御触書　其之弐〖ワレタダアシヲシル（I am foot.)〗開催告知です。

今回は、体感・接触型の質実剛健なワークショップを開催予定です。そもそも、全体論や全体性（Wholism）を主眼とするロルフィング実践者として【足】というパーツだけに固執しすぎると「木を見て森を見ず」と、成り兼ねません。土台である【足】を起点に、包括的な身体的共鳴を楽しんでみたいと考えております。

「私の足」として存在する二本の足、言い換えれば「私は足」だと捉えることも、また然り。普段は移動に使う足が、それ以上のお仕事してくれていること理解るでしょう。一風変わった常識が、感覚情報そのものを虜にしちゃう、誘い水。足で聴く。足から声を出してみる。足を通して触れてみる。何も、ぶっ壊れたわけじゃありません。狙わずしてルパン三世の如く、楽しみながら生きるコツ、実践しております。ちょっと気になる方、ご遠慮なくご参加ください。

メインコンテンツとして「足」そのものに焦点を当てながら、全体性を捉えやすいように、ロルファー独自のコミュニケーション・ツールを活用して参ります。午後のひと時ご一緒に、お過ごししましょう。全体性包括的な考察を交え、土台でもあるあなた自身〖ワレタダアシヲシル〗ちょっと不可思議な告知文ですが、あまり細かいところまで突っつかないよう、お願いします。

今回は横着して、かなり手抜いたフライヤーです。令和御触書　其之弐おヒマな方どうぞ。

日時は、2月12日（土）13：00より17：30 までの予定です。途中休憩入れていきますが、昼食は済ましておいて下さい。

会場は、いつもお世話になっております、福岡市中央区港1－６－６　2F ArtSpace bloomさんです。下記に添付した地図をご覧ください。港から流れてくる潮風と広い空を堪能できる、大変心地よいスペースです。是非みなさんお誘い合わせの上、遠慮なくご参加ください。

参加費用は、¥6,000～¥12,000（❖スライディング・スケール方式となってます。）いつもの如く、参加者の方ご自身の価値観により、お支払いいただきたいと思います。参加費用は当日会場で、現金のみでお支払いくださいませ。

❖スライディング・スケールが意味不明の方、こちらからご確認ください。

参加希望者は、こちらの備考欄に「ワレタダアシヲシル参加希望」と記載し、お申し込みください。

今回の指南役は、主催者である拙者自身。傳（霊長目、ヒト科、ホモ・サピエンス、オス、満50年）

放浪癖あるボディーワーカー。ロルフィング®とロルフ・ムーブメント™実践者である。また、空間身体学という学問を【身がまま整体】主宰片山洋次郎先生とご一緒に提唱する田畑浩良氏の考案されたメソッド【Yielding embodiment®】の認定を受ける。九州唯一のYielders一員として、独自のオリジナル感溢れるセッションを組み立てながら、博多を拠点として神出鬼没に活動中。

前回の令和御触書〖足半製造体験講座、及び人足解剖修学會〗【礎】は、あくまで足半の製造体験を目的とし、解剖学的講釈を織り交ぜ、参加者の方々とご一緒した楽しい時間でした。その時の詳細は筑前博多編と江戸代々木村編として、こちらに掲載しておりますので、ご存知ない方はぜひご覧ください。