Monologue

行き当たりばったりの思いつき人生に、出たとこ勝負。無計画。無鉄砲。世間知らず。はい、よく言われます。だって先のことなんて、わかんないんだもん!です。若い時分に比べると、少しは計画性と余裕を持ってモノを使い、コトに挑む習性ついてきたとは感じていますが、俗に「世間一般的」と言われている私から見ると雲のハザマのような世界では、せっかく学び得た習性も役立たずのようです。

まず人との約束なんて、出来ませんし大嫌いでした。いつ何が起こるかわからぬと、十代の少年のような心を胸に抱く40代後半のおじさんですが、常にフレキシブルでいるために人との約束を避けて時間の制約を嫌悪し、明日には明日の風が吹くとばかり、我が道を突き進んでまいりました。

しかし、社会というコミュニティーの中で生息するためには、そんな我儘ばかり言っていると、誰とも一緒にコトは行えないので、少しは改心したふりして大人の事情に合わせたコトをやっております、面倒ですが。でもやっぱりうまくいかないんだなぁ、なぜか。自ずと性分とやらが滲み出ているのでしょうね。

自由業として生業を立てるためにも、ある程度の制約はいるのだとようやく気付いたおじさんは、最低レベルの協調性を身につける修行でもしてみるかと思案中。まぁそんなもんやったところで、肚に落ちなきゃ意味ないですけどね。

吾唯足知。知ってるつもり、足りてるつもり。そんな意味だと解釈していましたが、深層にはいろんな意味合いがあるようですね。そうなりゃやっぱり、得意のでてとこ勝負で動いてみるか。

行き当たりばったりの独り言です。お気になさらず。