危所遊

高菜ライスの呪縛は、今尚進行中です。顎、リンパの腫れは急患センターへと出動し、抗生物質をもらってきたのでなんとか治まりましたが、身体はまだふわふわしております。実は虚弱体質らしいです。怪我には強いが、病に弱し。もう一度心身ともに鍛え直す必要がありそうです。

話は飛びまして、基本的に通常の社会形態が苦手で、黄金週間は私にとってただの民族大移動にしか見えません。余裕のある方々は海外へと飛ぶのでしょうが、近郊で大渋滞に巻き込まれるぐらいならば、家でのんびり読書でもしていたいところです。実際にのんびりしていますが。まぁ、一般社会通念上の常識を持ち合わせない私だからこその見解ですので、苦情、イチャモン、お叱りの類は一切お受け致しません。

さて本日は、ニコラさんと田畑さんのワークショップについての考察です。今回通訳をお願いしている才媛さとみさん(ドキドキ)が、わかりやすく私の考えていることを文章にしてくれたので貼り付けます。

全くもって同感しつつ、こんなにシンプルかつ魅力あふれる言葉として伝える能力の高さに敬服いたします。彼女の言う静と動ですが、これはあくまで両講師の性格的及び生活背景などのバックグラウンドから連想され、かつその両極が同質であろうと感じる感覚がやけにしっくりくるのは、お二人の人柄なのでしょう。田畑さんもおっしゃっていますが、まだお二人の対面はないにもかかわらず、同じ様な匂いがするとの事。これには、私が作成したフライヤーの文面から感じ取っていただいたようなので、私という一つのフィルターが掛かっているとしても、私自身も勝手に書き起こしたわけではなく、ニコラ氏からの文面をもとに、グーグルくんの協力によって和訳したものなんです。

よしんば、私のフィルターが強すぎていても、そこはご愛嬌。というのも、私を除いて今回ご協力していただいている皆さんは、すでに知識、経験、人望以外にも卓越した感覚をお持ちの方々が、私ごときのフィルターにしてやられることは、まずないでしょう。特にニコラ氏は、田畑さんとの邂逅を心待ちにしていますので、それだけでも十分に価値ありですし、普段、異業種WS専門の田畑さんも、無理を承知でお願いしたところ、二つ返事で協力してくれましたので、あとは開催実現を目指して、「ごちゃごちゃ、言わずやってみよう」です。

あとはどれだけの人が、この「危所遊」とも取れる企画に乗っかってくるかですね。芭蕉云く「名人達人といわれる人は定跡から外れ、未知の分野にも冒険心を持って飛び込み、そこで楽しむ」という感じらしいのですが、おふたりがそんな感覚で、とにかく楽しみながら創っていく時間を共有したいと考えており、そんな状態で開催に挑めるよう最善を尽くすのが、コーディネイターの役目だと感じております。

学ぶも勿論大切ですが、一緒に楽しんでみたいと思える方、想定外の収穫がありそうではありませんか? 「ごちゃごちゃ考えず、参加しよう!」です。是非共ご参加をお待ちしております。詳細は ワークショップページでご覧ください。

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