博多 ROLFING® 傳 | Rolf Movement™

ロルフ・ムーブメントとは About Movement Session

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ロルフ・ムーブメントでは、シンプルな呼吸法やウォーキングから複雑な動きのコーディネーションまで個々のレベルに応じて、これまでのパターンを解放しバランスを促進する選択肢を探っていきます。

     

クライエントと一緒に身体の緊張や、非対称性につながる動きのパターンを見つけていきます。そこで重要な事は、必ずしもクライエントにとって、最も快適な動きのパターンを確立することではなく、 重力に関してより良いバランスと効率性を持つ動きを探っていく事です。

 

効率的な動きをロルファー™と共に探りながら、自分自身が安定して安全な状態を獲得する事で、身体全身が効率的でパワフルになり流動的なものであることに気づくでしょう。

従来のBasic10シリーズと同様に、ロルフムーブメント™をシリーズ化したセッションも提供しており、それぞれが特定の構造による動きのテーマで構成されています。これまでの動きのパターンを見直す事は、新しい理想的な状態を獲得する好機となります。パフォーマンスの向上や、普段から自分でできるメンテナンスとしても最適です。

理論 Theory

現在のロルフ・ムーブメントの多くは、フランスのダンサーでありRolfer™、Hubert Godard氏の教えに由来している所が主流のようです。それに加え、田畑浩良氏が開発したYielding embodiment® (イールドワーク)を用い、西洋で主流の動的とも取れるエクササイズとは異なる静的ムーブメントを取り入れる事で、より自発的に持続性のあるパターンを探ることが期待できます。

Godard氏によると人間には「運動脳」というものが存在し、それは運動を司る脳と身体の部分から構成されています。これは、潜在意識下の「ボディー・スキーマ」と意識的に創られた「ボディー・イメージ」の両者よって形成され、互いに競い合っています。

 

それら潜在意識に存在する「ボディー・スキーマ」は、関節、筋肉、筋膜にできるだけ優しい、少しの努力で調和のとれた身体の動き方を知っています。この自然な動きの知性は、人間が意識的に空間と大地・重力に関連して、自分自身の身体を認識するようになると強化されます。もう一方で、これまでの人生を通し特定の状況により「ボディー・イメージ」を創作します。人は、社会文化的環境、個々の培ってきた生活背景、その時の気分によって自分の動きを適応させますが、その結果次第では、好ましくない動きや呼吸のパターンが個々の癖となって存在します。

    

私が考えるロルフ・ムーブメントは、イメージに振り回されずこれまでのパターンを認知してもらい、潜在意識の「ボディー・スキーマ」に落とし込める理想的な動きの獲得です。これまでのパターンを認知し、新しいパターンを一緒に探り出しながら、提案する事を目指しています。ロルフ・ムーブメントの目的として、速筋(Phasic muscle)ではなく、遅筋(Tonic muscle)を活性化させ、身体を内側から理想的に安定できる状況、重力の中で調和のとれた軽快で効果的な動きの追求です。

概要 Outline

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