人の繋がり

いわゆる人付き合いですか、これ苦手です。周りの方からは、きちんとできてるとか「嘘でしょ」とか言われるんですが、あまり好きではないんです。基本的に自分のことは自分でやりたい人なので、お願いするのもされるのも正直、面倒だと感じます。それでも必要だということは、一応理解しているつもりなので、私が出来る範囲でお付き合いさせていただいているといった感じです。

この最近、色々と初の試みをやっている状況の中で、この重要性が身にしみて感じます。恐らく多数の方々が、似た様な考えを持っているのか分かりませんが、生活のためや仕事のために嫌でもやらざるを得ない状況なのでしょうか。私の様に、それら面倒を避けて生活していると、他人に迷惑をかけなければそれで大丈夫、だと考えてしまい(今でもそう考えていますが)でもそれだけでは、社会との関わり不足を感じる今日この頃です。

特にロルフィングでは、施術者の技法や知識以前に、クライエントさんとの信頼おける関係性が重要な要素となるわけで、その重要性にはもちろん配慮していますが、以前の私の考え方だけでは、生業としてセッションを行う以前に、クライエントさんを集客する告知の術から不足しています。ネットや他の広告媒体を使用することで上手にやれるのでしょうが、それでもまずは人との繋がりが、即効性のある有効な手段だと思い知らされております。

本来、文明の発達によりどれだけ便利な世の中になっても、基本的なヒトの気持ちは何も変わらないと考えていました。物欲的拝金主義、合理主義を唱え徹底的に人以外のモノで繋がる方法もある様ですが、個人的にはあまりパッとしません。どちらが正しいとも言えませんが、もし私に余りあるお金があっても後者になるのは何となく嫌だと思っています。しかし、私のこれまでの生活様式から行くと、後者になる可能性が大きいですね。

私は本質的極論を求める傾向が多いので「白か黒」になってしまうのですが、そこにきちんと確立したファジーを創ることが大切で、その曖昧な部分を人付き合いにも生かすことが出来ると、互いにより良い空間・関係性を楽しめるのだろうと思います。あまり深く考えず、真摯に適当な人付き合いを増やしていく必要性を感じました。全てをバランスよく活用するには、程よい隙間をスペースとして確保し、互いを尊重できるよう、全体的視野で眺めていける余裕が必要なのでしょうね。

これ読み返すと、ロルフィングのクラスで習ったことそのままのような気がするんですが、今頃かという感じですね。もっと基礎を復習する余地がありそうです。