三度目の正直

Rolfing

突然の邂逅。夏の博多ワークショップに向け、お知り合いの方々より色んなお店をご紹介してもらい、フライヤーを配り回っております。そう最近は、配達職人に変身しています。今回は、何故か本屋さんをたくさん教えていただき、これまでと違う一風変わった本屋さんを巡ってました。普段行くのは近所の本屋さんかAmazonがメインで、気に入った作家さん優先で購入していますが、今回教えていただいたのは、何気にマニアックな本屋さん。思わず小躍りするような本が並び、配達職人どころではなく、思わず本棚眺めておりました。

そんな普段とは違う目的で巡る本屋さん、これこそ三度目の正直なのでしょう。思わず手に取りそのまま購入してしまいました。実はこれ、昨年より私の中に幾度か顔を出していたヤツ。初めて見た時から興味アリアリだったのですが、なんとなく難しそうなんで敬遠しておりました。

その後全く忘れていたところ、YouTubeで再度の邂逅。実はこの邂逅により、今回の夏のRolfingeR H’s ワークショップを企画し、一気に告知文を書き上げたわけです。告知紹介文を読まれた方は、なんとなく理解っていただけるかと思います。それでこの集客・告知の最中において実物と出会った訳で、何気なく手に取りそのままレジに行ったのは、自分でも意味不明の行動ながら自然の流れだったのでしょう。今思い出しても、なぜ購入したのかよくわからない、衝動的買い物でしたが、こんなこともあるもんだと少々びっくりしております。おまけにこの書店では、フライヤー渡すことさえ忘れ、再度顔出す必要ありという相変わらず馬鹿なコトしております。

実際のところ、この本は私の中に絡まっていたコトに関する一つのアイテムだったわけで、これが全てにおいての端緒とは言えませんが、この表紙の色合いといい題名といい、購入後に知った著者。元ヒッピー上がりのイタリアの物理学者、カルロ・ロヴェッリ(Carlo Rovelli)は、その生き方だけで私を引き込む魅力は、十分だったのでしょう。ただ難しそうな本なので、余暇を見つけじっくりとやっつけたいと考えております。

ちなみにこの著者、物理学を通してのメッセージとして「空想家でいる勇気をもて。未来像を追え。しかし、その空想すら疑い、変革する柔軟性をもて」だそうで、これは完全にアナーキスト的だと感じるのは、私だけなのか気になる所。こんなメッセージを読むと、益々読むのが楽しみです。

RolfingeR H’sワークショップ、もう開催まで2週間ほどしか時間がないにも関わらず、全然参加者やってきません。いつもこの集客パートで、からっぽの頭を叩いてみますが、元々ない知恵は出てこないので、身体使って動いているわけです。ITだのAIだの時代は21世紀ですが、未だ行動から何から全てアナログ派です。時代の流れに乗ってるフリして、実はただ流されているだけなんでしょうね。

ちょっとしたイリュージョンの世界観を漂わせながら、時間とは、、、空間とは、、、そして人間を構成する身体とは一体何なのか?参加するみなさんを今一度、思考の届かないもっと深いところに引きずり込んでくれることでしょう。今年は田畑さんが何してくれるのか、お楽しみにどうぞ。その後のナオさんWS、こちらも負けずにおっもしろいよ、遠慮せずにお二つどうぞ。

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